六月病の対策002
タイパだってさ
1 時間を無駄にしたくないのはわかるよ…
最近、
「タイパ」
という言葉をよく聞く。
タイムパフォーマンス。
つまり、
時間対効果のことだ。
確かに、
時間を無駄にしたくない。
それはよくわかる。
私もそう思う。
「勉強するなら成果が欲しい。」
「運動するなら痩せたい。」
「掃除するなら部屋がきれいになって欲しい。」
だけど、
自分の時間も限られているから
「失敗したくない。」
「遠回りしたくない。」
「無駄な努力をしたくない。」
だが、 ここに少し落とし穴がある。
2 使っている時間、把握してる?
私もそうだが、
時間は無駄にしたくないものだ。
しかしながら、
実際に何に時間を使っているのかは、
案外把握していない。
SNSを少し見る。
動画を少し見る。
ニュースを少し見る。
気になることを検索する。
気づくと、
30分や1時間くらいは過ぎている。
別に悪いことではない。
休憩も必要だ。
問題は、
使っている時間が見えていないことだ。
人は、
見えていないものを
管理できない。
だから、
「時間がない」
と思っていても、
実際には
「時間の使い方が見えていない」
だけだったりする。
私が考えているのは、
「タイパ」と称して
色々な行動を複合したり、
話しの要点だけかいつまんだりしてるけど、
「それで使っている時間…
把握してんのかな?」
と思ってしまう。
3 タイパは楽しむ?時間圧縮?
タイパ論を見ていると、
少し不思議に思うことがある。
動画を倍速で見る。
移動時間を減らす。
待ち時間をなくす。
無駄を省く。
確かに合理的だ。
だが、
見ていると気が付くが
「心理的にストレスの少ないものを選びがち」
「タイパって言い訳で、ただ無駄な時間にイライラしてる」
「タイパしている自分を楽しんでいる」
というのを感じる。
多くの人は、
「あまり興味ないことを暇つぶしにやるため」
のタイパだ。
4 タイパを面倒なことに使ってみよう
タイパというと、
面倒で続かない作業をしているのもある。
例えば、
「作り置き。」
「洗濯物を干しやすいハンガー」。
こういう工夫は、
人生を楽しくするというより、
生活を維持するためのタイパだ。
そして六月病対策で考えたいのは、
こちらの方だ。
5 タイパと自己啓発の関係?
前回「六月病は自己啓発」と言ったけど
「タイムパフォーマンス」と「自己啓発」って
意識的には対極にあると思っている。
いわゆる「タイパ」は
「やらなきゃいけないけど興味の薄い」
「成果品には興味あるけど過程に興味がない」
「興味はあるけど時間を費やす必要があるのか?」
という場合に、
やりがちだよね。
でも、
自己啓発は、
「時間を投資して将来の成果を得る」が基本。
肉体改造にも
生活習慣にも
勉強にも
「時間がかかる」を大前提に
行うことが一般的なんだ。
でも私はここが疑問で、
「自己啓発こそ
継続力勝負だから
生活リソースを削れない。
と思わないのかな?」と
いつも思う。
別に
自己啓発をタイパしたって
問題ないんじゃないかな?
6 継続のブレーキは必要時間
自己啓発を計画する時は
勢いが違う。
「勉強しよう」
「運動しよう」
「部屋を片付けよう」
「資格を取ろう」
「健康になろう」
やる気も十分だ。
だが、
ここで失敗しやすい。
なぜなら、
人は作業量ではなく、
必要時間に負けるからだ。
例えば、
毎日1時間運動。
立派だと思う。
しかし、
仕事が終わって、
疲れて帰ってきて、
そこから毎日1時間。
正直きつい。
三日坊主になる人が多いのも、
意志が弱いからではない。
時間が重いのだ。
ただ、
自己啓発を諦めたくない。
そこで、
タイパというか、
必要リソースの中で
できる作業はないか考えた。
自己啓発とタイパを
複合できないのだろうか?
今回は自分も
今後の人生設計では
避けて通れないので、
チャレンジプログラムということで
お送りしたい。
掃除しよっか?
では、
六月病対策として、
何を始めるか。
私は掃除を
お勧めしたい
ただし、
大掃除ではない。
人生を変える掃除でもない。
まずは、
小さな掃除だ。
1 たたむから入るは基本。
私は以前、
「たたむ」
という話を書いた。
まずは布団をたたむ
布団を整理する。
そうするとベッドの上だけ
畳の布団があった部分だけ
小さなセーフティゾーンができる。
次は机を拭こう。
机が散らかっていてもいい、
机を拭こう
拭くときは
ちゃんと
雑巾をたたむ
除菌シートをたたむ
今回は手のひらサイズでいい。
なるべくきれいにたたむ
最初は大変。
でも大した時間じゃない。
それで拭くと
いつもよりきれいになる気がしないか?
机の上…
うるさくないか?
机の上を片付ける。
もう一回拭く
そうすると
ほっとした気分にならないだろうか?
2 実は2回(2日)やらないと掃除に納得しない。
掃除を始めると、
1回目でがっかりすることがある。
思ったより変わらない。
まだ散らかっている。
達成感も少ない。
だが、
それで終わらせないでほしい。
実は、
2回目というか2日目で
景色が変わる。
1回目は準備だ。
2回目でようやく変化を感じる。
なぜかはわからない。
理由を無理に当てはめるとしたら、
1回目は
思ったより汚れているところが見えて
2回目に
それがきれいになるのがすっきりする。
といったところか。
でも確実に
自分への満足感が違う。
だから、
1回で判断しない。
1回目で失敗認定しない。
少なくとも2回。
できれば別の日にもう一度。
そうすると、
案外続く。
3 タイマーかけてやってみようか。
2,3回やると余裕が出てくる。
それは常識なんだが、
そこで終らせない。
余裕が出てきたら
どれぐらいで終るか気にならない?
今後習慣化を考えるなら
机を拭くのに何分か。
布団をたたむのに何分か。
実際に測ってみると、
思ったより短いこともある。
逆に、
思ったより長いこともある。
だが、
時間が見えると、
習慣に組み込みやすくなる。
とりあえず時計を見るだけでいい。
次は他の掃除に当てて行ってみるといい。
ところで、
机を拭いた。
布団もたたんだ。
では、
どこまでやれば「片付いた」と言えるのだろう。


コメント