映像と言葉の接続 001
言語化についての疑問
前回の「コミュニケーションのズレ」の考察で、
自分がどこでズレているのかはある程度見えてきた。
しかし、その中で一つ納得できない問題が残った。
「わかっているのに説明できない」
という違和感である。
具体的に言うと
1 仕事の申し送りの際に、説明がまとまらない。
要素としては
- 状況説明が難しい
- 相手に映像が渡らない
2 電話口で道案内ができない
- 地図を口頭で説明できない
- 相手の位置感覚を共有できない
このことについて、
仕事を探している身としても、
この問題を放置しておくのは問題なので、
これも構造分解できるかと思って考察してみた。
言語化できない原因
1 発達特性の問題?
最初の仮説は、
考察と呼べるものではないが
「自分の発達特性」を疑った。
自分にASDとADHDの気があったので、
映像記憶や行動記憶そのものに
問題があるのではないか?
2 私のできていることの観察
言語をそのまま要約して伝えることは可能。
映像をそのまま記憶して調理などに反応している。
スポーツに関しても、
どちらかと言えば模倣により習得している部分が多い。
このことから
映像記憶と行動記憶に
著しい問題がある訳ではないことがわかる。
3 導き出される問題
そうすると、
「映像や行動と言語の接続が弱い」
つまり、
「映像・行動の言語化の問題」となる。
これは発達特性が無関係という意味ではない。
ただ、「能力不足」というより、
「映像・行動と言語の接続構造」の問題として
考えた方が説明しやすいように感じた。
改善トレーニング
1 問題提起
言語化できないということは、プロセスに問題があるのでプロセスを3分割した。
- 映像 映像や行動を認識し理解する。
- 分割 映像や行動を分割し整理する。
- 言語化 分割整理した映像や行動を言葉に変換する。
この3つを
映像
↓
分割
↓
言語化
の順で行うことで映像の言語化プロセスとなる。
2 言語化の妨げになっている部分
言語化が詰まったりするのは、
この上記3つの工程のどこかで詰まる。
私の場合は、
- 映像:見えている(問題なし)
- 分割:不安定(ここで迷う)
- 言語:遅延・詰まり
となっている。
3 ズレの正体
私の言語化の問題は
「語彙力不足」ではなく、
「認識した映像や行動を、どこで区切るか決まっていない」
ことにある可能性が見えてきた。
4 トレーニング方法
日常的に行われる
「椅子から立つ」「歩く」
などの動作を3語で分割する。
例:椅子から立つ
- 前傾
- 腹に力
- 立つ
このトレーニング自体は
言語化の阻害箇所の確認にも利用できる。
これを最低限1日1回行う。
5 評価方法について
私も含めて、
評価を他人に頼むのが嫌な人も多いと思う。
なので、評価方法は以下の通り
先ほどの
「映像」 → 「分割」 → 「言語化」
というプロセスに、
それぞれ〇、△、×の点数をつける。
| 評価 | 評価基準 | 評価の意味 |
| 〇 | スムーズに出る | 定着 |
| △ | 詰まるが出る | 接続が弱い |
| × | 出ない | 未接続 |
6 トレーニングについて重要な事
このトレーニングに最も重要な話は
「途切れさせないこと」である。
「紙に書かなくてもいい」
「その場で評価してもいい」
「やらなかった日があっても失敗じゃない」
ただ、
「途切れさせないように続けること」
「忘れても再開すれば問題ない。」
これが大事だ。
結論として
「道案内が口頭説明できない」
「詳細な申し送りができない」
こうした問題は、
「映像・行動の言語化」
そのものではなく、
「分割処理」の段階で
詰まっている可能性がある。



コメント